興味深い!機械式時計のオーバーホールで行われる手入れとは

機械式時計のオーバーホールの基本である分解作業

機械式時計は内部に複雑な機構を持っています。そのため外観だけでなく内部の手入れも欠かせません。そこで定期的にオーバーホールを行うと長持ちしますよ。機械式時計のオーバーホールの基本の一つは分解です。まずは内部の部品を取り外して、状態を点検できるようにしなければなりません。個人での機械式時計の分解は非常に難しく、失敗する可能性が高いでしょう。そのためオーバーホールによる時計の分解は、プロの職人に任せた方が安心です。

オーバーホール時に欠かせない内部の掃除作業

機械式時計のオーバーホールでは、清掃作業が重要な意味を持ちます。機械の駆動部を内部に持つ機械式時計では、摩耗と共に金属粉がわずかながら発生し故障の原因となるため清掃が必要です。またオーバーホールでは、古くなった潤滑油の清掃と注油も重要な作業の一つです。潤滑油は時間と共に劣化し、時計の動作を狂わせる原因となります。そこで部品の細部まで入り込んだ潤滑油を綺麗にし、新しい潤滑油を注入するオーバーホールが必要です。

オーバーホール後の組み立てには微調整が重要

機械式時計の分解や清掃などの作業が終われば、後は組み立て作業で内部のメンテナンスが完了します。ただしここで重要であるのは、機械式時計の場合には調整作業が欠かせない点です。精密に作られた機械式時計でも、経年劣化により次第に狂いが生じます。そのため正しく組み立てたとしても僅かに誤差が生じ、正しく時刻を刻むことができません。丁寧なオーバーホールを行っている工房では、微調整の作業に十分な時間を掛けていますね。

オーデマピゲは熟練職人によるハンドメイドの機械式腕時計を製造販売しており、世界三大高級腕時計ブランドの一角に入ります。